【第18回浮牛城まつり 中野七頭舞の出演について(お知らせ)】 8月10日
2024年8月10日(土曜日)
中野七頭舞は神楽舞いの一部で、「シットギジン」を基本とした舞いであり、発端は天保時代にさかのぼるといわれています。
当時、神楽太夫と呼ばれた工藤喜太郎は、36名の弟子がいて種々の神楽を舞うことができました。
神楽太夫は毎年巡業をし、北は久慈から南は山田、大槌と舞い歩き、好評を得たと言われています。
この喜太郎が神楽舞いの一部を取り入れてこれを基本とし、中野に七頭舞を創始したといわれています。
演舞する基本は、2人1組の7組で14人です。即ち、
「先打ち」「谷地払い」「薙刀」「太刀」「杵」「小鳥」「ササラスリ」
の七種類で、これが七頭舞の語原とも言われています。
また、踊りの種類も「道具取り」「横跳ね」「チラシ」「戦い」「ツットウツ」「みあし(鳥居掛かり)」「道具納め」の七つに分かれており、ここからも七頭舞の意味がうかがわれます。
当初は神楽で踊られていたのですが、時代とともにうつりかわり、集落の祭典に奉納されるようになりました。
五穀豊穣、家内安全、大漁を祈願して踊る元祖的存在の七頭舞は、勇壮活発な舞いです。
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